解離 性 同一 性 障害 と は。 解離性症/障害(Dissociative Disorders: DD)

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解離 性 同一 性 障害 と は

写真 『ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。 しかし、『ぼくが13人の人生を生きるには身体がたりない。 本書は交代人格が語り手となりharuさんの日常を紹介する、非常に奥深い1冊だ。 18歳で「解離性同一性障害」と診断されて… 埼玉県にある「放課後等デイサービス」の会社で保育士をしているharuさんは、生まれもった「女性」という性に違和感を抱いており、16歳の時に性同一性障害と診断された。 そして、18歳の時には解離性同一性障害であることも判明したという。 小さい頃から頭の中で誰かの声が聞こえていたり、自分が経験したはずの記憶がなかったりしたことをharuさん自身ずっと不思議に思っていたが、診断が下るまでは「自分の中に複数の人格がいる」という事実に強く反発していたという。 だが、医師から「交代人格は君を支えるために生まれてきた」という言葉をかけてもらったおかげで、障害を受容できるように。 21歳の頃には発達障害(ADHD)であることも分かったが、それまで感じてきた生きづらさが可視化されたため、以前よりも穏やかな日常が送れるようになったという。 交代人格は自分の得意とするシチュエーションで現れるため、haruさんが出ずっぱりになることはないのだそう。 フィクションの世界とは違い、交代人格はharuさんを演じ、周囲に人格が変わっていることを気づかれないようにしている。 だが、交代人格はその逆だ。 haruさんに対して、「生きていてほしい」と願い、その命を生かすために存在し続けている。 生きてるだけで花丸あげるからさ」というのが、わたしたちの基本スタンスです。 言葉にできない痛みを共有してきた、交代人格とharuさん。 その間には家族、友人、恋人とはまた違った絆があるように思える。 死にたくなる。 (中略)けれど、交代人格のみんなは、いまに至るまでぼくの人生の責任をとり続けてきた人たちだし、ぼくの身に起こったことは彼らの身にも起こる。 だから、ちゃんと耳を傾けられる。 しかし、その一方で「自分の半径3mを変える」というポリシーをもち、社会福祉士を目指している。 さらに、自身で開発した完全匿名性のSNSアプリ「cotonoha」を介して生きづらさを背負う人々の相談に乗り、必要な場合は行政や保健師へ繋ぐ活動も始めた(この「cotonoha」は今後、より多くのマイノリティとして生きる人を支えるため、メディア化される)。 自身の死を見つめながらも苦しんでいる人のために何かしたいと思うharuさんの人生と、その姿を見つめる交代人格。 両者の間にある特別な絆を知ると、解離性同一性障害という障害をもっと深く理解したくなる。 ちなみに、本書にはレンタルなんもしない人との対談も収録されており、こちらもとても興味深い。 「いま」と「ここ」しかなく、「今日」しか見ていないというharuさん。 その日常生活は、あなたの目にどう映るだろうか。 文=古川諭香.

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解離性同一性障害

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解離性障害とは 自分が自分である認識がなくなってしまう病気が、解離性障害です。 解離性障害の患者さんにはさまざまな症状があり、初めて訪れた場所に気が付いたら自覚なく到着している、カプセルの中にすっぽりと覆われているように現実感を感じられない、一定の記憶が完全に消えてしまうなどがあります。 解離性障害の 解離性同一性障害(多重人格障害)は、一人の患者さんの中に複数の人格が出現するという疾患です。 1つの人格が出現している間には他の人格が出ていたときの記憶が消えているケースが多いことから、日常生活を送る上でいろいろな困難が生じます。 複数の人格が現れる 原因は、辛い過去の記憶を自ら消し去ろうという防衛反応の一つだといわれています。 家族やお知り合いなど周りの方たちが、患者さんの解離性障害という病気に理解を示すことが重要になります。 また、治療を効果的に行うには、患者さんにとって安心感を持てる環境づくりが力となります。 解離性障害になる原因 人間は基本的に知覚、意識、記憶、アイデンティティ(自我同一性)が一つにまとまっている存在です。 心理学などにおけるアイデンティティという言葉は、場面や時を超越して人間には一つの人格を持っており、自分のことを自分として確信するための自我統一をすることを意味します。 解離性障害の解離という言葉は、一定の期間だけに限り知覚や意識、記憶、アイデンティティをひとまとめにする機能が損失された状態をいいます。 具体的には気持ちに麻痺が生じたり、部分的に知覚を失ったり、思い出や記憶が特定の部分のみなくなったりなどします。 しかし、解離状態にある解離性障害の患者さんは、普段であれば体験することがない行動や近くが生じるケースがあります。 代表的な異変には、シャーマニズムや多重人格障害などといった新しい人格が作られることや、逃走するなどの異常行動などがあげられます。 こうした解離現象は、健康な人に生じることもあれば、一時的で軽度なこともあります。 これらが深刻さを増して日常生活がままならなくなると、医療機関で解離性障害と診断されます。 解離性障害が発症する主な原因は、心的外傷やストレスがかかわっていると考えられています。 原因である心的外傷は患者さんによってもさまざまで、戦闘体験・長期的な監禁状態・性的虐待などの繰り返されたこともあれば、暴行被害・事故・災害に遭うなどの一時的なこともあります。 辛い経験で傷つかないようにと、緊急避難をする目的で精神が一部分の機能を中断させることが解離性障害の原因になると考えられています。 解離性障害のカテゴリーとその症状 解離性障害には複数のカテゴリーがあり、それぞれに症状や特徴が異なります。 ICD-10という世界保健機構が設けた診断ガイドラインでは、以下の種類などがありますので、可能性があるものはないか特徴をチェックしてみてください。 多重人格障害 アメリカ精神医学会の診断ガイドライン(DSM)においては、解離性同一性障害と呼ばれています。 患者さんは何人もの人格を持っており、代わるがわる別人格が出現するという症状がでます。 ある人格が登場している時間は、その他の人格にその記憶が残っていないことが多いので、日常的に暮らしている中でトラブルが生じることも多々起こります。 解離性てんかん 心理的な原因がきっかけとなり感覚がなくなる、身体を思い通りに動かすことが困難になる、昏睡状態におちいるなどの症状を発症します。 離人症(りじんしょう) 本人の個性がさまたげられ、まるで自分自身のことを外部から傍観しているような感覚にとらわれる疾患です。 解離性昏迷(かいりせいこんめい) 他人と会話をしたり、身体を動かすことが困難になる病気です。 カタレプシー 身体が硬直して動けなくなる症状が現れます。 解離性遁走(とんそう) 自分の個性(アイデンティティ)が損失し、行方をくらまして新生活をスタートさせるなどの行動にでます。 勤務先や学校で激しいストレスにさいなまれ、そのことを打ち明けられない状況に追い込まれた中で唐突に症状を発症します。 解離性遁走の多くの患者さんは、発症前の自分の記憶がなくなる症状がでます。 解離性健忘(かいりせいけんぼう) 心的なストレスが原因となり、出来事の記憶が失われるという疾患です。 ほとんどの患者さんは発症から何日か経てば記憶が回復するのですが、長期化するケースもないわけではありません。 これらの他にも解離性障害には非アルコール性亜急性錯乱状態、反応性錯乱、多重人格障害、心因性錯乱、心因性もうろう状態、急性精神錯乱、亜急性錯乱状態、ガンサー症候群、神経性眼精疲労、心因性難聴、解離性感覚障害、憤怒痙攣、解離性痙攣、心因性振戦、心因性失声、失立、解離性運動障害、ヒステリー性失声症、ヒステリー性運動失調症などの種類があります。 解離性障害の患者さんの症状は、決して誰もが理解してくれるというものではありません。 中には利得が生じる症状もあり、その場合は利益を手にするもくろみで、 あたかも解離性障害であるかのように振る舞っていると誤解されるケースも起きています。 その症状は専門医ですら正しい診断を誤ることもあるほど、見極めが困難です。 ある特定の文化環境、民族、エリアで発症しやすい精神障害(文化結合症候群または文化依存症候群)というものがあります。 以前の解離性障害は「解離」という表現が使用されない状態で、精神医学のさまざまな場面にて注目を集めてきました。 現在文化結合症候群とされているものの大部分は、解離性障害だといえます。 解離性障害の治療 解離性障害の治療で最も必要なことは、患者さんにとって治療に専念できる安心が得られていること、かかりつけの医師が信頼できる相手であること、家族など周りからの理解を得られていることです。 病気を発症したのは、精神的なストレスを受けたことによって他人への自己表現が困難になってしまったことが主な原因です。 ですから、解離された 心の問題は信頼できる相手でないと伝えることが困難なのです。 暗示や催眠は効くのか ほとんどの解離性障害の症状は時間の経過でおさまってきますが、他の症状と移り変わってしまうケースがほとんどという特徴があります。 治療の中には、早期のうちに暗示や催眠などといった手段で解離性の健忘、麻痺、失声、失立などを解決するというものがあります。 しかし、 暗示や催眠などは効き目がありませんし、それどころか始める前よりさらに酷くなることすらありますので注意してください。 患者さんが自己表現できるチャンスや安心して過ごせる安全な状況を用意しつつ、解離性障害の症状が自然に改善していくのを待つという姿勢も大切です。 薬物療法 解離性障害には、特効薬はないと考えられています。 症状の一つに幻覚があり、統合失調症と間違えられやすいのですが、だからといって抗精神病薬を投与されても効果は期待できません。 医療機関で処方されているのは、抗精神病薬よりも解離性障害の各症状を進行させているような供存症への治療薬です。 具体例としては、神経症症状(PTSDを含む)の精神安定薬や、うつ症状に処方される抗うつ剤などがあります。 解離性障害の事例 解離性障害はさまざまな症状や原因があり、患者さんにより異なります。 具体的な事例から、どんな解決法なら改善の期待が持てそうなのか、参考にできる部分があるかもしれません。 10代の娘が解離性同一性障害 ある男性は10代の娘さんがおり、解離性同一性障害を発症しています。 さまざまな人格が現れ、 ときには若い男性の人格だったり、性格も明るかったり気性が激しかったりなどバラバラだということです。 もし、解離性同一性障害などの心理的または精神的な疾患の疑いがあり、まだ病院で診てもらっていないという場合は、正しい診断を受けて治療を行うことが重要ですので専門医を受診することが第一です。 心理的または精神的な疾患というものは必ずしも一つの症状だとは限らず、いくつもあるケースが多々ありますので、素人判断では間違いやすいためです。 解離性同一性障害の患者さんは、一人で抱えきれないほどのストレスを背負っていると推測できます。 ストレスの原因を取り除くことが回復の大きな助けとなりますので、そのために患者さんが安心して治療に専念できる環境を整えてあげてください。 そのために、以下の3つを実践しましょう。 全く別の人格(交代人格)が登場しても、その人格を無視しない• 患者さんに対して、尋問したり追い詰めない• どんな症状が現れるのか患者さんが話したら、もし仮病かもと疑いたくなるような内容だったとしても、仮病扱いせずに信じる これから始めて医療機関を受診される場合は、下記の5ポイントをメモして持参すれば、要点を逃さず伝えることに役立ちます。 これまでの病歴• 治療歴や通院歴があれば、通っていた医療機関はどこか、どんな治療薬が処方されていたか、どのくらいの期間通院したか• 初診の際に解消したいと思っている症状、投薬も含めて医師にしてもらいたいこと• 診察を受ける時点で一番本人が心配なこと、悩み、困っていること• 症状が現れたのは自覚がある範囲でいつ頃からなのか、そのときの具体的な症状について 病院で治療を受ける期間は、ある程度長くなるのが一般的な病気です。 患者さんはもちろんのことご家族も大変かもしれませんが、周りの方のサポートがあれば順調な回復が期待できます。 できれば、通院の際は家族が付き添ってあげられることが理想的です。 医師に患者さんが直接なんでも話せればいいのですが、もし話せずにいることがあるようでしたら、ご家族から伝えてあげましょう。 解離性障害で別人がある10代女の子 ある大学生の女の子は現在10代ですが、中学生のときに統合失調症や解離性障害などを発症し、入院もしていました。 すでに退院して気持ちが落ち込むなどの症状は解消されていて、薬も使用していないのですが、まだ解離性障害は残っています。 解離することが今もたびたびあり統合を試みたのですが、難しいのでもう行っていません。 トラウマが原因で発症するのでそのトラウマを解消できれば解離性障害も治ると考えたのですが、原因である出来事を思い出せないので解消することができずに困っています。 解離性障害は臨床結果などにおいてその効果に対し、 科学的な根拠(エビデンス)を得られた治療方法はまだ確立されていないのが現状です。 ただ解離性障害の多くの患者さんはトラウマを抱えている傾向がありますので、トラウマ解消が病気を治すことに役立つと考えられます。 トラウマは人それぞれですが、中には大切に扱われていないと感じたというものもあります。 トラウマは辛い出来事ですので、記憶の奥に閉じ込めて思い出せないケースもあります。 トラウマの治療として現在実施されているものに、EMDRが中心の心理療法があります。 解離性障害の治療では、日常生活を送ることもままならない症状の患者さんを対象として対人的ストレスを下げる、苦しさへの対応方法をするなどの取り組みが 認知行動療法にてなされています。 本人が病気の自覚を持っていないことも 解離性障害の患者さんが抱える問題は、家族など周りの人々が病気について理解することで回復がスムーズになります。 解離性障害と一言でいっても多くのカテゴリーに分類されていますので、どんな症状が現れているから病気にかかっているのか断定するのは困難でしょう。 周囲の方が病気を理解できないばかりか、ご本人が病気にかかっているという認識を持てずにいることもありますので、疑いがある場合は早めに専門医を受診してください。

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解離 性 同一 性 障害 と は

憑依型では、別の人格が患者を外部から支配する存在のようにみえます。 こうした別の人格は、超自然的な存在や霊魂(しばしば悪魔や神であり、過去の行い対する罰を与えようとする場合もあります)と表現されることもありますが、ときに別の人間(しばしば死別した人で、ときに劇的に振る舞います)であることもあります。 いずれのケースでも、普段の患者とは大きく異なる話しぶりや振舞いがみられます。 そのため、周りの人が別の人格に気づきます。 多くの文化において、同様の憑依現象が地域の文化や宗教の中で普通にみられ、それらは病気とみなされません。 これとは対照的に、解離性同一症では、別の人格は望ましいものではなく、強い苦痛や障害の原因になり、患者が置かれた社会的状況、文化、または宗教にふさわしくない時期や場所で現れます。 非憑依型では、多くの場合、傍目から見て別の人格の存在は明白ではありません。 この種類の解離性同一症の人は、別人が乗り移っているかのように振る舞うのではなく、まるで自分が出演している映画を見ているかのような、あるいは別の誰かを見ているかのように、自分が自身の様々な要素から切り話されているように感じることがあります(この症状を離人感と呼びます)。 突然、自分でコントロールできず、自分のものとは思えないことを考えたり、感じたり、言ったり、行ったりすることがあります。 態度、意見、好み(例えば、食べもの、衣服、関心)が突然変わり、その後元に戻ることもあります。 これらの症状の一部(食べものの好みの変化など)は他者から観察可能です。 , Inc. , Kenilworth, N. , U. Aは、米国とカナダ以外の国と地域ではMSDとして知られる、すこやかな世界の実現を目指して努力を続ける、グローバルヘルスケアリーダーです。 病気の新たな治療法や予防法の開発から、助けの必要な人々の支援まで、世界中の人々の健康や福祉の向上に取り組んでいます。 このマニュアルは社会へのサービスとして1899年に創刊されました。 古くからのこの重要な資産は米国、カナダではMerck Manual、その他の国と地域ではMSD Manualとして引き継がれています。 私たちのコミットメントの詳細は、をご覧ください。 必ずお読みください:本マニュアルの執筆者、レビュアー、編集者は、記載されている治療法、薬剤、診療に関する考察が正確であること、また公開時に一般的とされる基準に準拠していることを入念に確認する作業を実施しています。 しかしながら、その後の研究や臨床経験の蓄積による日々の情報変化、専門家の間の一定の見解の相違、個々の臨床における状況の違い、または膨大な文章の作成時における人為的ミスの可能性等により、他の情報源による医学情報と本マニュアルの情報が異なることがあります。 本マニュアルの情報は専門家としての助言を意図したものではなく、医師、薬剤師、その他の医療従事者への相談に代わるものではありません。 ご利用の皆様は、本マニュアルの情報を理由に専門家の医学的な助言を軽視したり、助言の入手を遅らせたりすることがないようご注意ください。 本マニュアルの内容は米国の医療行為や情報を反映しています。 米国以外の国では、臨床ガイドライン、診療基準、専門家の意見が異なる場合もありますので、ご利用の際にはご自身の国の医療情報源も併せて参照されるようお願い致します。 また、英語で提供されているすべての情報が、すべての言語で提供されているとは限りませんので、ご注意ください。

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