プラリア。 プラリア:6カ月に1回の皮下注で効く骨粗鬆症治療薬:日経メディカル

ランマークとプラリアの違いは?

プラリア

プラリアとは? まずは名前の由来からいきましょう。 プラリアは海外において「Prolia」という名称で販売されています。 そこから派生し、 Pralia:プラリアと命名されました。 一般名は デノスマブになります。 それではまず骨粗鬆症についてお話していきます。 私達の体は毎日古くなった骨を壊し、壊した部分を新しく作った骨で修復しています。 これにより健康で丈夫な骨を維持することができるのです。 これを 骨の新陳代謝、または 骨代謝と言います。 古くなった骨が壊されることを 骨吸収といいます。 そしてこれを行っているのが 破骨細胞です。 逆に骨が新しく作られることを 骨形成といい、これを行っているのが 骨芽細胞になります。 骨吸収と骨形成のバランスが崩れる、つまり 骨吸収が骨形成を上回ってしまうと、壊した骨の分を補いきれなくなります。 この状態が続くと骨量が減少してしまい、スカスカのもろい骨になってしまうのです。 これが骨粗鬆症ですね。 骨粗鬆症は高齢者、そして女性に多く見られます。 高齢者は個人差はありますが、一般的に食事量が低下する上、腸管からのビタミンやカルシウムなどの吸収が低下する傾向にあります。 また運動は骨に適度な負荷がかかり、骨芽細胞を活性化させる物質の分泌を促すのですが、高齢者は運動量が低下するため、骨粗鬆症になりやすいと言えます。 運動量の低下は筋力の低下にも繋がるため、転倒による骨折のリスクも上がります。 女性については閉経後に卵巣の機能が低下すると、女性ホルモンである エストロゲンが減少するためです。 エストロゲンが減少することで破骨細胞が活性化してしまい、骨粗鬆症になりやすくなる、というわけですね。 スポンサーリンク プラリアの作用機序と特徴 骨粗鬆症の患者様は 骨吸収が骨形成を上回っているわけですから、 骨吸収を行う破骨細胞の働きを抑えてあげればいいですよね。 ここで紹介するのが ランクルと呼ばれるタンパク質です。 ランクルは骨芽細胞から分泌され、 破骨細胞に結合することで破骨細胞を活性化させる作用を持ちます。 だったら… 「ランクルを何とかできれば破骨細胞は仕事ができない=骨が上部になる」という事になりますよね。 ここで登場するのがプラリアです。 プラリアは ランクルに結合し、ランクルが破骨細胞に結合するのを邪魔する作用を持ちます。 これにより破骨細胞の働きが抑えられますから骨形成と骨吸収のバランスがとれ、骨が丈夫になるというわけです。 プラリアの効能効果・用法用量 効能又は効果/用法及び用量、適応上の注意 1. 骨粗鬆症 通常、成人にはデノスマブ 遺伝子組換え として60mgを6ヵ月に1回、皮下投与する。 関節リウマチに伴う骨びらんの進行抑制 通常、成人にはデノスマブ 遺伝子組換え として60mgを6ヵ月に1回、皮下投与する。 なお、6ヵ月に1回の投与においても、骨びらんの進行が認められる場合には、3ヵ月に1回、皮下投与することができる。 適用上の注意 1. 投与経路: 皮下注射にのみ使用すること。 投与部位: 皮下注射は、上腕、大腿又は腹部に行うこと。 2 薬液中に気泡がみられることがあるが無害であり、薬剤の損失を防ぐために注射前にシリンジから気泡を抜かないこと。 プラリアの禁忌 禁忌についてお話します。 ・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ヒトにおける安全性が確立されていません。 動物実験(サル)に対して妊娠~分娩時まで高用量投与した際、死産の増加、出生児の分娩後死亡の増加などが報告されています。 授乳についてもヒトの乳汁中への移行は不明です。 プラリア投与中は授乳を避ける必要があります。 スポンサーリンク プラリアの副作用 注意が必要なのは先ほどもお話した 低カルシウム血症。 プラリア投与中は定期的にカルシウムを測定します。 低カルシウム血症の初期症状としては唇や手足のしびれ、手足のふるえ、けいれん、脱力感などがあります。 このような症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診するようにして下さい。 ビタミンDやカルシウム製剤を服用していない場合は デノタスチュアブル配合錠が処方されるケースが多いでしょう。 デノタスチュアブル配合錠についても簡単に説明しておきますね。 デノタスには 沈降炭酸カルシウム、コレカルシフェロール(天然型ビタミンD)、炭酸マグネシウムが含まれており、それぞれ カルシウムの補充、カルシウムの吸収の促進、カルシウムの代謝に関与しています。 剤形のチュアブル錠は口の中で噛み砕いたり、唾液で溶かして服用する錠剤です。 噛み砕くと速やかに溶けますが、噛み砕かなければ口腔内崩壊錠よりは溶けるのに時間がかかります。 チュアブル錠を水などでそのまま服用しても全く問題ないですが、普通の錠剤よりもサイズが大きく飲みづらいため、噛み砕いてから服用するのが望ましいでしょう。 ただ 口の粘膜からは吸収されません。 しっかり飲み込む必要がありますので注意して下さい。 続いて アナフィラキシー。 アナフィラキシーとは短時間の間に複数のアレルギー症状が同時に出現する状態を指します。 特に血圧の低下や意識障害などを伴う状態をアナフィラキシーショックといい、命に関わる場合もあります。 ただプラリアについては医療機関で投与しますので、何かあっても迅速に対応できますのでそこはご安心下さい。 そして 顎骨壊死。 これは顎の骨や組織が死滅し、骨が腐ると口の中の常在菌による感染が起こり、顎の痛み、歯のゆるみ、歯茎の腫れなどの症状が現れる病気です。 プラリアを使用する以外にも、長期間に渡るビスホスホネート製剤の服用、ステロイドの服用、がん化学療法、抜歯などの外科的処置、口腔内の不衛生などがリスク因子として挙げられます。 抜歯については使用開始前に処置をしておくのが望ましいです。 開始後であれば場合により休薬も考慮します。 歯科受診時には必ずプラリアを投与していることを必ず伝えるようにして下さいね。 それではプラリアについては以上とさせて頂きます。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 ・出典 プラリア皮下注60mgシリンジ添付文書・インタビューフォーム.

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プラリア:6カ月に1回の皮下注で効く骨粗鬆症治療薬:日経メディカル

プラリア

プラナリアって知っていますか?アクアリウムが趣味なら、水槽の中でもみかけることもある、切ったら分裂して増えるという変な白い虫(白く見える時があるだけ?)ミミズやナメクジのようなあの生き物のことです。 もちろん、メダカの飼育やシュリンプの飼育などでもみかけることがありますよね。 多分、プラナリア自体に興味がある人とプラナリアを駆除したい方が このページに来ていただいてると思いますので今回はそんなプラナリアについていろいろと書いてみます。 プラナリアってどんな生き物?駆除の方法から飼育方法まで!• スポンサード 1. プラナリアってどういう生き物?大きさは? プラナリアとは扁形動物門ウズムシ綱ウズムシ目(三岐腸目)ウズムシ亜目に属する動物の総称とされています。 ウズムシの呼び名は体表に繊毛と呼ばれるものがあり、これにより渦が作られることから ウズムシという名が付いているそうです。 オスとメスの区別がない雌雄同体であり、原始的な生物であるに関わらず脳をもっている、いちじるしい再生能力を有するという珍しい特性から よく研究対象としてもちいられています。 繁殖については有性生殖と無性生殖のどちらでも繁殖することができます。 ちなみにプラナリアという呼び名の由来はというと、ラテン語で、平たい面という意味のplanariusから来ています。 (三岐腸目の名前の由来は、消化器官が前に1本後ろに2本伸びていることから) このプラナリアというものには種類があり、ナミウズムシ、ミヤマウズムシ、ウミウズムシなどがいますが、一般的にプラナリアと呼ばれ目にする機会が多いのは、 ナミウズムシと 南米プラナリアというものではないでしょうか。 詳しく説明するととんでもなく複雑になりそうですので簡単に説明するとこんな感じでしょうか。 プラナリアの大きさについても一応紹介しておきます。 一番目にする機会が多いのはナミウズムシという種類のプラナリアだと思いますが、こちらの大きさは2センチ~3センチといったところです。 小さなミヤマウズムシで1センチ~2センチです。 これは・・・水槽で見ると中々の大きさですよね。 大量に発生すると気持ち悪いですね。 ちなみに似たような見た目の生き物にヒルなどもいますが、生物学的には全くの別物です。 プラナリアは扁形動物、ヒルは環形動物という分類なのでそもそも体の構造が違うんですね。 プラナリアの分裂・再生、繁殖について ここがプラナリアという生物についてもっとも興味を持たれているところかと思いますが、見出しのとおり、プラナリアは、分裂・再生することができます。 というかもはや分裂する生き物の代表のような存在ですね。 どんな感じに分裂することができるのかというと、水温や水質など、プラナリアの生息する環境が悪化すると、腹部にくびれができて分裂するとの このとです。 (この増え方を自切というらしいです)一匹が二匹になってしまうのですから、すごい能力ですね。 一匹が二匹に分裂して繁殖できるというだけでもすごいのですが、 プラナリアの種類によっては3つに切断すると、各々切断部分から、足りない部分が再生されるというすごい再生能力があります。 さらには、プラナリアの頭部に3等分の切れ込みを入れると頭が3つに別れたり、 100以上に切り刻むと、100以上のプラナリアが再生されたという話しもあるそうです。 この分裂・再生の話しだけ聞いているとプラナリアは絶対に死なないような気がしますが、切断の実験前に絶食させておかないと、 切断した時に、自らの体内の消化液で体を溶かしてしまい死んでしまうという変な形で簡単に絶命もしてしまいます。 それと驚くべきことに、 プラナリアは分断された場合双方に記憶があるとされています。 頭も体も2つに分かれても同じ記憶が残っているとは衝撃ですね。 この驚異の能力は医療分野などでも研究の対象とされています。 下の動画ではプラナリアの切断、分裂・再生の様子を見ることができます。 まさにプラナリアは切っても死なない生物、むしろ切ったら増える生物とも言えるんですね(笑) ちなみに、プラナリアは卵でも繁殖します。 プラナリアの卵は複合卵というものらしく数個の卵細胞のそれぞれが1匹のプラナリアになるという卵です。 水槽でおこるプラナリア被害!白い虫の正体 水槽でもプラナリアをみかけることはあるかと思います。 あの白い虫の正体はプラナリアだということが多い(またはミズミミズ)です。 それでは実際に被害はあるのでしょうか?一般的にメダカ等、魚には、被害はないようです。 しかし、アカムシなどを与えるとプラナリアは食べますし、大きな卵は無理かもしれませんがメダカなどの卵は食べてしまうようです。 動かなければ捕食してしまうということでしょう。 ただし、水槽内でプラナリアが繁殖してしまうと見た目にいいものではありませんし、ちぎれても繁殖してしまうので駆除するのがとても厄介になります。 そういった意味では害のある害虫といえるのではないでしょうか。 スポンサード 4. プラナリアを駆除したい!プラナリアzeroの効果とは プラナリアを駆除する方法として、よく見かけるのがプラナリアzeroという商品です。 天然ヤシ成分を利用したプラナリアやヒドラの駆除薬ということで、 生体に害を与えず、水草水槽にもそのまま使用できるというものです。 プラナリアzeroの成分はアレコリン(arecoline)というアルカロイドが含まれていて、その成分が プラナリ駆除に効果を発揮するとのことです。 下記に検証している動画を紹介していますが、結論から言うと、プラナリアzeroが効くまでに時間がかかる種もいるようです。 (動画の中では南米プラナリアには効かなかったと されていますが、ネット上には時間はかかるが効くという意見もあります)また、動画の中では貝類には被害がでた様子が紹介されています。 プラナリアの発生源と生態。 生息地は? プラナリアの発生源については、もともとプラナリアの生息地がきれいな川などの為、水草からの侵入などが多いようです。 もちろん、水草だけでなく生体を購入したショップの飼育水をそのまま自分の飼育環境に入れることにより、 侵入してくることもあるでしょう。 前述したとおり、プラナリアは、その生態上、生息環境の悪化で分裂したりするので、すでに侵入していたプラナリアがプラナリアにとって都合のいい水質に近づいた時、目に見えるほどにの数に繁殖するというのが 多いパターンではないでしょうか。 水草などを導入する場合のトリートメントがいかに大事かということがわかるかと思います。 「水草その前に」などを使いしっかり前処理をして水槽に入れるようにしましょう! 9. プラナリアの餌とメダカの関係プラナリアがメダカを食べる? プラナリアの餌とメダカの関係ですが、普段、自然の水中の生活環境では、死んだ魚の肉や小さな昆虫の死骸などを食べる肉食性とされています。 プラナリアの餌が肉食系なら、メダカの健康を考えて作られて豊富な素材で作られた メダカの餌は、当然プラナリアの餌になるのではないでしょうか。 それと仮に肉食系の餌を与えなくてもメダカの死骸の肉なども餌になるはずなので、どちらにしてもメダカの飼育環境ならプラナリアが増えるのは当たり前ですよね・・・。 ちなみにプラナリアとメダカの関係ですが、生きている間はお互い直接的には無害で興味も示さないという関係ではないでしょうか。 プラナリアの寿命や死因は?プラナリアは死なない? プラナリアには寿命がないと言われることもあり、これには理由があります。 プラナリアはある一定の条件さえ満たせば、増殖、分裂することができある程度成長したプラナリアは自分の体をちぎって 分裂することもできる(自切)そうです。 また、前述してますが2匹のプラナリアがいれば有性生殖することもでき、生まれた卵は環境が良くなるまで孵化しないとされています。 寿命が無いとも言えるため、不死身の生物、死なない生物のようにも思われがちですが、 ある程度、きれいな水じゃないといきていけない、高水温は苦手、餌がなければ餓死する、餌を与えたあとに切ると自らの消化液で溶けてしまう、捕食されても死んでしまうなど割と簡単に死んでしまいます。 一匹から分裂できることから、まるで不死身のように考えている人もいるかもしれませんが、別にプラナリアは死なないというわけではないのです。 ちなみにプラナリアが死なないと思って、人間が誤ってプラナリアを食べるとどうなる?という疑問を抱いている人もいるようですが、単純に胃で消化されて終わりだと言われてます。 プラナリア自体、別に寄生虫というわけでもないため、 特に害があるともされていません。 ただ、プラナリアに寄生虫がくっついていたりという可能性は完全に否定できないようです。 でもプラナリアなんて気づかないうちに魚と一緒に食べてたりもしそうだし、それで騒ぎになったこともないので 気にする必要もないのでしょう。 宇宙へいったプラナリアの驚異的な生命力 いろいろな実験の対象としてひっぱりだこ?なプラナリアですが、今度はついに宇宙の実験へと連れ出されたようです。 国際宇宙ステーションの無重力空間へ5週間滞在し、無重力空間が再生能力にどういった影響をあたえるのか? といったことを調べるためです。 (そのうちの15匹は頭部、胴体、尻尾で三分割にされたもの) その後、帰還したプラナリアを新鮮な湧き水に移した瞬間にショック反応をおこし、痙攣したとされています。 ただ、驚きなのはその後、そのプラナリアは1時間ほどで元の状態に戻ったということです。 さらに、驚きなのは、宇宙で、三分割にされたプラリアのなかから体の両側から頭が生え双頭になったものがいるとのことです。 さらに、そのプラナリが地球に帰還してまた分割しても同じように双頭になり、その上一年以上も双頭の 状態で生存しているという凄さです。 頭が2つ生えてる生物って・・・。 プラナリアの販売と値段、プラナリアの購入・飼育 プラナリアを駆除したい人もいれば、飼育したい人もいる・・・そうなれば当然、 プラナリアを購入したい人もいます。 まあ、プラナリアを購入したい人というのはほとんどアクアリストではなく やはり、生物の実験の材料として飼育の用途が多いようです。 上に販売店のリンクも掲載していますが、プラナリア(10匹)970円って、なかなかにいい値段ですね・・・。 もちろん、そこからさらに送料などがかかりますが、アクアリストが忌み嫌って駆除したい、切っても増える驚異の生命力を持つプラナリアがこんな価格で販売されているんですね。 チャームさんのような ような巨大な販売ルートを持つところじゃないと無理かもしれませんがある意味、美味しい究極の商材のような気もしますね(笑) 13. まとめ プラナリアは、キモかわいいとされ、好まれることもありますが、アクアリウムなどで発生した場合は殆どの場合、水槽の景観を損ねる害虫でしかありません。 皆さんの水槽にはプラナリアは発生していませんか?もし見つけられるようでしたら何かのきっかけで爆発的に繁殖するかもしれませんよ。 そんな時にこの記事が少しでもお役に立てれば 幸いです。

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プラリアの副作用である顎骨壊死について教えてください。

プラリア

3 本剤投与により低カルシウム血症があらわれることがあるため、血清補正カルシウム値が高値でない限り、毎日カルシウム及びビタミンDの経口補充のもとに本剤を投与すること。 ただし、腎機能障害患者や、既に活性型ビタミンDを使用している患者においては、適宜、活性型ビタミンDを使用するとともに、カルシウムについては投与の必要性を判断し、投与量を調整すること。 また、投与開始後早期及びその後も定期的に血清カルシウム値を測定し、血清補正カルシウム値の変動や、痙攣、しびれ、失見当識等の症状に注意すること。 なお、本剤の国内第III相臨床試験では、全ての患者に対して、治験期間中に毎日少なくとも600mgのカルシウム及び400IUの天然型ビタミンDが補充された。 また、市販後に低カルシウム血症と報告された症例のうち、発現日が確認できた症例の約半数は、初回投与から7日以内の発現であった。 [、、、、参照] 8. 4 顎骨壊死・顎骨骨髄炎があらわれることがあり、本剤の長期投与により発現率が増加する可能性がある。 報告された症例の多くが抜歯等の顎骨に対する侵襲的な歯科処置や局所感染に関連して発現している。 リスク因子としては、悪性腫瘍、化学療法、血管新生阻害薬、コルチコステロイド治療、放射線療法、口腔の不衛生、歯科処置の既往等が知られている。 本剤の投与開始前は口腔内の管理状態を確認し、必要に応じて、患者に対し適切な歯科検査を受け、侵襲的な歯科処置をできる限り済ませておくよう指導すること。 本剤投与中に侵襲的な歯科処置が必要になった場合には、本剤の休薬等を考慮すること。 また、口腔内を清潔に保つこと、定期的な歯科検査を受けること、歯科受診時に本剤の使用を歯科医師に告知して侵襲的な歯科処置はできる限り避けることなどを患者に十分説明し、異常が認められた場合には、直ちに歯科・口腔外科を受診するように指導すること。 [参照] 8. 5 本剤又はビスホスホネート系薬剤を長期使用している患者において、非外傷性の大腿骨転子下及び近位大腿骨骨幹部の非定型骨折が発現したとの報告がある。 これらの報告では、完全骨折が起こる数週間から数ヵ月前に大腿部や鼠径部等において前駆痛が認められている報告もあることから、本剤の投与開始後にこのような症状が認められた場合には、X線検査等を行い、適切な処置を行うこと。 また、両側性の骨折が生じる可能性があることから、片側で非定型骨折が起きた場合には、反対側の大腿骨の症状等を確認し、X線検査を行うなど、慎重に観察すること。 X線検査時には骨皮質の肥厚等、特徴的な画像所見がみられており、そのような場合には適切な処置を行うこと。 [参照] 次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 5〜2%未満 0. 適用上の注意 原発性骨粗鬆症患者を対象とした2年間の国内第III相二重盲検試験において、デノスマブ群(本剤60mgを6ヵ月に1回皮下投与)472例(女性449例、男性23例)及びプラセボ群480例(女性456例、男性24例)の有効性及び安全性を検討した。 また、1年間延長して継続試験を実施した。 なお、本試験では、全ての患者に対して、治験期間中に毎日少なくとも600mgのカルシウム及び400IUの天然型ビタミンDが補充された。 [、参照] 2年間投与によるデノスマブ群及びプラセボ群の椎体骨折発生率(累積)は次表のとおりであった。 さらに継続試験において、3年間投与によるデノスマブ群(472例)の椎体骨折発生率(累積)は、3. 8%であった。 3年間投与時の1年ごとの椎体骨折粗発生率は1年目1. 9%、2年目1. 6%、3年目0. 3%であった。 csDMARDs治療中の関節リウマチ患者を対象とした第III相二重盲検比較試験で投与12ヵ月後の関節破壊の進展防止を、手及び足のX線画像所見(modified Total Sharp Score:mTSS、並びにmTSSの構成要素である骨びらんスコア及び関節裂隙狭小化スコア)により評価した。 なお、本試験では、治験期間中に毎日少なくとも600mgのカルシウム及び400IUの天然型ビタミンDが補充された。 ただし、活性型ビタミンDを使用していた患者では、カルシウム投与の必要性が判断され、投与量が適宜調整された。 [、参照] 本剤60mgを6ヵ月に1回投与した群(Q6M群)、3ヵ月に1回投与した群(Q3M群)のいずれにおいても、プラセボ群に比べてmTSSの悪化が有意に抑制された(van Elteren層別順位検定、Q6M群:p=0. 0235、Q3M群:p=0. 0055)。 なお、本剤は関節裂隙狭小化スコアへは影響せず、主に骨びらんスコアの悪化を抑制することが示唆された。 投与12ヵ月後のACR20改善率は、Q6M群、Q3M群、プラセボ群でそれぞれ35. 8%(72/201例)、32. 7%(67/205例)、30. 3%(64/211例)であり、デノスマブ群とプラセボ群で差は認められなかった。 国内第III相試験におけるmTSS、骨びらんスコア及び関節裂隙狭小化スコアの変化量 プラセボ n=218 デノスマブ60mg 6ヵ月に1回投与 n=217 デノスマブ60mg 3ヵ月に1回投与 n=219 mTSS ベースライン 13. 44 15. 21 15. 97 5. 75(2. 50,16. 00) 9. 00(2. 50,20. 50) 7. 50(3. 00,20. 00) 投与12ヵ月後 14. 49 16. 47 15. 65 7. 25(3. 00,17. 13) 9. 00(2. 50,23. 00) 7. 50(3. 00,21. 00) 変化量 1. 76 0. 77 0. 32 0. 00(0. 00,1. 50) 0. 00(0. 00,0. 50) 0. 00(0. 00,0. 0235 0. 0055 骨びらんスコア ベースライン 6. 58 7. 11 7. 41 2. 50(1. 50,8. 00) 4. 50(1. 50,10. 00) 4. 00(1. 50,8. 50) 投与12ヵ月後 7. 47 8. 58 7. 59 3. 50(1. 50,9. 00) 4. 50(1. 50,10. 50) 4. 00(1. 50,9. 00) 変化量 0. 48 0. 15 0. 95 0. 00(0. 00,1. 00) 0. 00(0. 00,0. 50) 0. 00(0. 00,0. 00) 関節裂隙狭小化スコア ベースライン 6. 94 8. 82 8. 86 2. 50(0. 50,6. 50) 3. 00(0. 00,10. 00) 3. 00(0. 50,11. 00) 投与12ヵ月後 7. 25 8. 60 8. 35 2. 50(0. 50,8. 00) 3. 50(0. 00,11. 00) 3. 50(0. 50,12. 50) 変化量 0. 72 0. 08 0. 76 0. 00(0. 00,0. 00) 0. 00(0. 00,0. 00) 0. 00(0. 00,0. 00)• Kumagai Y,et al. , Bone. , 49 5 , 1101-1107, 2011• 社内資料:閉経後骨粗鬆症患者を対象とした第II相臨床試験の薬物動態(2013年3月25日承認、CTD2. 10)• 社内資料:関節リウマチ患者を対象とした第II相臨床試験の薬物動態(2017年7月3日承認、CTD2. 社内資料:健康被験者、低骨密度又は骨粗鬆症の閉経後女性及びがん患者におけるデノスマブの母集団薬物動態解析(2013年3月25日承認、CTD2. 社内資料: 125I標識デノスマブを単回皮下投与したカニクイザルにおける分布及び排泄(2013年3月25日承認、CTD2. 社内資料: 125I標識デノスマブを単回皮下投与したカニクイザルにおけるQWBA試験(2013年3月25日承認、CTD2. Block GA,et al. , J Bone Miner Res. , 27 7 , 1471-1479, 2012• 社内資料:ビタミンDとカルシウムにて併用治療している原発性骨粗鬆症患者を対象としたデノスマブのプラセボ対照無作為化二重盲検による検証的試験(2013年3月25日承認、CTD2. 社内資料:ビタミンDとカルシウムにて併用治療している関節リウマチ患者を対象としたデノスマブのプラセボ対照無作為化二重盲検による検証的試験(2017年7月3日承認、CTD2. Bone HG,et al. , J Clin Endocrinol Metab. , 96 4 , 972-980, 2011• 社内資料:閉経後骨粗鬆症患者を対象とした海外第III相二重盲検試験及びその非盲検継続試験の追跡調査結果• Lacey DL,et al. , Cell. , 93 2 , 165-176, 1998• 社内資料:デノスマブのRANKLに対する結合試験(2013年3月25日承認、CTD2. Kostenuik PJ,et al. , J Bone Miner Res. , 24 2 , 182-195, 2009• Ominsky MS,et al. , Bone. , 49 2 , 162-173, 2011• Kostenuik PJ,et al. , Bone. , 49 2 , 151-161, 2011• 社内資料:カニクイザルにおけるデノスマブ投与試験(2013年3月25日承認、CTD2. Gerstenfeld LC,et al. , J Bone Miner Res. , 24 2 , 196-208, 2009• 社内資料:ラットコラーゲン誘発関節炎モデルでのOPG-Fcの作用(2017年7月3日承認、CTD2. Stolina M,et al. , J Bone Miner Res. , 20 10 , 1756-1765, 2005• Stolina M,et al. , Arthritis Res Ther. , 11 6 , R187, 2009 24. 文献請求先及び問い合わせ先.

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