ショパン バラード 第2番。 ショパン バラード

ショパン バラード

ショパン バラード 第2番

ポリーニ/ショパン・リサイタル 『夜想曲全集』に続く、巨匠待望のショパン・アルバム 好評を博したから3年。 ポリーニ待望のショパン・アルバムがついにリリースです。 1960年のショパン国際コンクール優勝以来、ショパンはポリーニにとって常に重要な位置を占め続けてきました。 今回の収録曲はバラード、マズルカ、ワルツ、即興曲の他、24年ぶりの録音となるソナタ第2番も含むショパン名曲集。 「今は若い頃よりも自由にショパンを弾いています」と語る巨匠の円熟の境地をお聴き逃しなく。 (ユニバーサルIMS) ショパン: ・バラード第2番ヘ長調Op. 38 ・マズルカ第22番嬰ト短調Op. 33-2 ・マズルカ第24番ハ長調Op. 33-3 ・マズルカ第25番ロ短調Op. 33-4 ・ワルツ第2番変イ長調Op. 36 ・ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op. 35『葬送』 (ピアノ) 録音:2008年3月(デジタル) ポリーニの円熟を感じさせる素晴らしい名演だ。 ポリーニにとって、ショパンは特別な作曲家なのだと思う。 というのも、ポリーニは、ショパン国際コンクールでの優勝後の一時的な充電期間を経て、楽壇復帰後、一度にではなく、それこそ少しずつショパンの様々なジャンルの作品を録音(演奏)し続けてきているからである。 本盤は、その中でも最新の録音であるが、特に、ピアノソナタ第2番とバラード第2番の2曲の再録音を含んでいるのが特徴だ。 そして、この2曲の、過去の録音との演奏内容の差は著しい。 例えば、バラード第2番など、演奏時間においては特に顕著な差が見られないが、本盤の方が、よりゆったりとしたテンポで実にコクのある情感豊かな演奏を繰り広げている。 ピアノソナタ第2番も、壮年期の勢いと言った点では旧盤に一歩譲るが、本盤においては、内容の掘り下げへの追及が一層深まったかのような意味のある音が支配的だ。 それ以外のカプリング曲では3つのワルツが名演。 例えば、ルイサダのような瀟洒な味わいは薬にもしたくないが、ここでは、ポリーニ特有の研ぎ澄まされた透明感のあるタッチが、ショパンの寂寥感を一層際立たせることに成功していると言える。

次の

ピアノに関する質問です。※ショパンのバラード第一番と英雄ポロネーズの両方を(...

ショパン バラード 第2番

ショパン/バラード第2番 ヘ長調 作品38 作曲 1838年か 叙事詩「バラード」から 構想を得て 音楽にしたもの。 ブラームスなども 遺しているが ショパンのバラードが 物語性が高い。 タイトルに 調性をつけてないのは それなりに考えがある。 シューマンに献呈した時は イ短調のコーダは付されてなく へ長調で終わっている。 概要は、リトアニアとロシア間に戦争が起き リトアニアは 十字軍に敗れ 独立を失う。 リトアニアの深い森の中の湖には 神秘的な物語がある。 戦争により、女たちは生きて捕らわれの身となるよりも 死を願って神に祈る。 たちまち 大地震が 街も城郭も 崩れ 消え去った・・・(省略) ショパンは マリア・ヴォジンスカと婚約状態であったが、破棄された。 ちょうど この時期と重なる。 ショパンは マリアとの手紙を 「Moja bieda(わが哀しみ 」として宝物にし 公にしなかった。 ショパンは マリアとのやりとりを わが悲しみ Moja bieda とし これを持って 大切にしていた。 うまくいかなかった原因は 諸処あるだろうが ショパンは 「革新的活動家」とマークされていたのかもしれない。 ワルシャワではティトゥスと親友であり ウィーンまでは 一緒に来ている その後 二人は ティトゥスが祖国へ ショパンは 父の故郷である フランス へわたった。 このような 終わりを予想できないところにショパンの天賦がうかがえる。 A 穏やかな 物語の初めと 牧歌的な和声 この後 凄まじい音型を予想できるだろうか。 無窮動的なものから生み出される2番。 この2つ(AとB)の対比が著しいのがこの曲のよさである。 B 激しい部分 「バラード1番の闘い」の時以上の激しさ。 城郭が崩れさるような。 気になるのは 右手と左手が 近接していくのに 強弱が逆であること。 右手は 弱めていく 左手が 強めていくこと もちろんフレーズの終わりは乱暴にならずに。 左手のパッセージが うねるように 楽器の共鳴関係からいくと 1小節目、バスのA 右手のAがあるので おのずと右手Eは響きが大きくなる。 同様 3小節目 バスのC 右手のC そして G 2段目 1小節目 Eフラット 右手のEフラット Bフラット 3小節目 はじめて 不協和音が出てくる。 激しくぶつかる音程。 デーモニッシュな和声 そして トリルからクレッシェンドしコーダへ このような音型はあまり見たことがない。 高い芸術性がうかがえる。 マリアとの婚約破棄 ショパンの人生に どれだけの影響を与えたのか。 このバラードもそのひとつ・・・ フェルマータの余韻の後 最後の数小節 バラードの劇的な終わり ポズナンにある アダム・ミッキェヴィッチ公園のポーランドの国民的詩人 アダム・ミッキェヴィッチの銅像。 木々と比べると その大きさに驚く ポーランド蜂起に多大な影響を与えた。 ポーランド蜂起は、ショパンが激情の迸る作品を生み出す決定打だとなった。 革命のエチュード バラード1番 スケルツォ1番などが生まれている。

次の

ショパン バラード

ショパン バラード 第2番

1.投票コーナー設置の趣旨 ショパンは4曲のバラードを作曲しています。 ポーランドの詩人ミツキェヴィッチの詩にインスピレーションを受けて 作曲されたこれらの曲は、ショパンの作品の中でも規模が大きく、ショパンらしい抒情性はもちろん、劇的なドラマを 内包したスケールの大きく完成度の 高い名曲に仕上がっています。 作品の完成度、規模も4曲拮抗しているため、各人の好みによって「好きな曲」として 挙げる曲が大きく分かれることが予想され、集計結果には大きな興味を抱いている方々が多いものと思われます。 ショパンを専門に研究している方々の間では、ショパンの4曲のバラードの創作のきっかけとなった物語を特定する 研究が進んでいるようですが、純音楽的、ピアノの音のみによる抽象的な表現を貫き通したショパンの作品を解釈する 上ではあまり本質的な問題ではないかもしれません。 陰鬱な第一主題と美しく耽美的な第2主題を軸として、後半に向けて 劇的に高揚して壮絶なドラマを作り上げていく第1番、ヘ長調の単純な第1主題と劇的なイ短調のプレストの著しい対比、 ドラマティックなコーダがユニークな第2番、比較的穏やかで典雅で洗練された趣を持ちながらも激性を内包した完成度の高い第3番、 ヘ短調の陰鬱な主題が登場するたびに形を変え、ショパン独特の深い内面性を湛えた抒情詩が無限の奥行きを持って聞く人に迫って くる、極めてスケールの大きい第4番、それぞれに異なった魅力を秘めており、実際のところ、これらの中から、お気に入りの 順位をつけるのは、相当難しいのではないか、と僕は感じました。 アンケートに協力していただけなかった方々の中には、 1曲に絞ることの困難さ(あるいは無意味さ(笑))のために投票しなかったという方もいるのではないか、と推察しています。 僕も4曲とも好きで長年弾きこんできているため、各曲にはそれぞれ思い入れがあり、投票する立場の難しさも十分に 感じています。 今回は、お気に入り第1位、第2位を同時に投票していただく形式だったため、 1位、2位の相関まで含めて見られる形にして、集計結果を忠実に公表する必要を感じたため、このような形式にしました。 表の見方は、お気に入り第1位 BEST1 を左欄に、お気に入り第2位 BEST2 を上欄に示し、2次元表示としました。 例えば、 今回の本アンケートでは、お気に入り第1位としてバラード1番、第2位としてバラード4番を選んだ方が最も多く、21人となっています。 3.管理人コメント まず表を一目見て分かるのは、第1番、第4番の圧倒的な人気の高さです。 僕自身、BEST1としてバラード4番を、BEST2としてバラード1番を 一票入れたこともあり、このような結果はある程度予想していたのですが、第2番、第3番支持派の方々にとっては、やや納得できない 結果だったかもしれません(特に第3番は一部の方々から根強い人気があることを確認しています)。 このサイトの「ショパンの主要作品解説」のバラードのページでも触れていますが、バラード4曲中、技術的・音楽的両面から見て、 最も演奏が難しいのが第4番であることは多くのピアノ愛好者の一致する見解であり、その点でやや敬遠される傾向があるのかも しれませんが、ショパンの創作の一つの頂点として崇められている名曲中の名曲です。 それに対し、第1番は、内容の深み、内面性といった魅力では、第4番には若干及ばないものの、演奏効果の高さや外面的な華やかさでは第4番を 凌いでおり、ピアノを演奏する立場の方々からの熱烈な支持を集めているものと想像できます。 それでは、第1番、第4番、どちらが人気が高いのでしょうか?こういった議論をすること自体、無意味なことかもしれませんが、 統計上の数字から考えてみると、お気に入り第1位として第1番を選んだ方が37人であったのに対し、バラード4番は21人と、第1番が 第4番を大きく引き離している一方で お気に入り第2位を見てみると、第1番を選んだ方が20人であったのに対し、第4番は26人と、こちらは第4番の方が人数が多くなっている のは興味深い結果です。 猛烈な支持を集める第1番、穏やかながらも根強い支持を集める第4番、という構図が浮かび上がってくるようで、 皆さんのバラード4曲に対する思い入れの程度とその方向性が見えてくるような気がしますね。 もちろん、第3番も典雅で洗練された筆致で綴られた名曲で、内容的には第1番、第4番には決してひけを取らない作品と考えています。 支持者は少ないものの、この曲が断然トップだと言い切る方もいるようで、支持者の方々のこの作品に対する姿勢、思い入れは、第1番派、 第4番派を凌いでいると言えるかもしれません。 第2番は、単純な主題と劇的なプレストの著しい対比と劇的なコーダが魅力ですが、 今回のアンケートでは支持者はあまりいなかったようです。 僕自身はこの曲はバラード4曲中一番初めに弾いたこともあり、それなりの 思い入れがあるのですが、今回に限っては、比べられる相手が悪かった(?)ようです(笑)。 今回のバラードの人気投票の集計結果は、僕の中ではある程度予想と一致したという印象です。 みなさんはどのようにお感じになりましたか?感想を聞かせて頂けると嬉しいです。 2.スケルツォ全4曲 1.投票コーナー設置の趣旨 ショパンは4曲のスケルツォを作曲しています。 スケルツォは「冗談」を意味する言葉を語源に持ち、日本語では「諧謔曲」と訳されて いたようです。 4楽章構成の交響曲の中で、第3楽章に置かれることの多かった「メヌエット」に代わって、古典派後期以降、 頻繁に用いられるようになった、極めて速いテンポの楽曲です。 ショパンはこの「スケルツォ」を自己の音楽表現の手段として 用い、「スケルツォ」が本来内包する「冗談」の意味を根本から取り去り、極めて深刻で劇的な性格を持った規模の大きい作品として 昇華させました。 スケルツォを単独で扱うのも当時としては珍しかったようです。 ところで、ショパンの4曲のスケルツォは、演奏技巧の難しさ、作品の規模の大きさ等の特徴が、バラード4曲と似通っており(おおよその 目安として演奏時間は7分〜11分)、ショパンのバラード・スケルツォ各8曲は、しばしば対等の扱いをされます。 従って、スケルツォの人気投票コーナー設置の趣旨も、バラードと同様のものと考えていただければ、と思います。 第1番は、不協和音を極めて美しく処理しながら細かいパッセージを織り交ぜて劇的な主部を形作る一方で、中間部には古いポーランドの クリスマスの歌「眠れイエスよ」が引用され、物憂くも情熱的な旋律が魅力的で、圧倒的に華やかなコーダで締めくくられるショパンの 最初期の傑作です。 第2番は、ショパンのスケルツォ4曲中最も有名であり、ピアノ学習者が一番先に取りかかることが多いようです。 変ト長調-変ニ長調の美しく流れる第2主題は非常に分かりやすくこの作品の絶大な支持を集める大きな要因になっているようです。 さらに中間部後半やコーダの難技巧、華やかさもこの作品の大きな魅力となっています。 第3番は、オクターブを叩きつけながら、 力強く進行する強烈な第1主題が鮮烈な印象をもたらす一方で、穏やかな第2主題ではコラール風の和音の後、高音からキラキラと 駆け下りてくる分散アルペジオがすがすがしく爽やかな印象を与え、その対比の妙がユニークです。 また長大で劇的でヴィルトゥオーゾ風の 華麗なコーダもこの作品の大きな魅力です。 第4番は、ショパンの劇的なスケルツォの中にあって、明るく穏やかな、本来の意味での 「スケルツォ」に近い作品です。 主部は、軽快、軽妙なパッセージが耳に心地よく響く粋で洗練された趣を持っており、それに対して 中間部は陰鬱でとりとめのない旋律がやるせない情熱とともに響き渡ります。 この曲も極めて技巧的なコーダで締めくくられます。 ショパンの4曲のスケルツォを概観してみるとそれぞれに名曲と呼べる要素を併せ持っており、こちらの場合も、バラードと同様の 理由で、お気に入り順位をつけることが難しいと感じました。 3.管理人コメント ある程度予想はしていましたが、上の集計結果の表を一目見ると、やはりというべきか、第2番の圧倒的な人気を裏付ける結果となりました。 他の曲がいずれも長大な名曲であることを考えると、お気に入り第1位として第2番を選んだ方が全76人中半数近い37人もいることは、 驚くべき結果と言わなければならないでしょう。 しかし、この表を見てみると面白い事実が見えてきます。 お気に入り第2位として 支持された曲を見てください。 第1番が26人と一番多く、第1位で圧倒的支持を集めた第2番は、13人で最下位となっています。 確かに、第2番は第1位に入れてしまう方が多いため、その分、第2位では伸び悩む傾向があるのは分からなくはないですが、それにしても これは興味深い結果と言えます。 …というわけで、集計結果から見る限り、スケルツォ4曲に関しては、圧倒的な支持を集める第2番 VS 他の3曲(第1番、第3番、第4番)という構図に なっているようです。 第2番の人気は頭一つ抜け出しているので、数字上の議論は無意味のような気がしますが、他の3曲、第1番、 第3番、第4番は、人気度が拮抗しているようです。 協力していただいた方々の人数を考えると、誤差範囲内と 考えなければならないでしょう(票数がもう少し多ければ、より信頼できるデータになりそうですが)。 ここで最も基本的な疑問について考えてみます。 内容の豊かなスケルツォ4曲の中で、何故第2番の人気が飛びぬけて高いのか? それは、この曲は、スケルツォ4曲中、耳に触れる機会が一番多く、ピアノレッスンで最もよく取り上げられるからです。 このサイトの掲示板(「ショピニストへの道・掲示板」)でも、 何故か、スケルツォ2番の話題ばかりで盛り上がり、他の曲の話題があまり出てこないのは、ショパン愛好者の1人としてやや残念の ような気もしますが、 このような事実を見ても、第2番はそれだけ触れる機会の多い曲だということが分かりますよね。 絶対的な認知度の高さが、圧倒的人気の大きな要因だと思います。 その点、この結果は公平ではないような気もしますが、 名曲度と一般的認知度は、必ずしも比例しないので、致し方ないことだと思います。 もちろん、この投票に参加してくださる皆様のことですから、他の曲も十分知り尽くしていることと思いますが、 やはり、認知度の高い曲の方が耳に触れやすい分だけ、知らず知らずのうちに「無意識的な思い入れ」が形作られる傾向があることは 否定できないと思います(僕も例外ではありません(笑))。 皆さんも、スケルツォ2番だけでなく、是非、他の曲もどんどん聴いてください!(笑)みんな、よい曲ばかりですよ!.

次の